オードナンスでは長きに渡りスリングの開発を進めています。
銃を携帯する際はスリングがないと持ち運びにくく、非効率。またスリングの特性を把握し、理解することにより現在の形まで製作することができました。本日はそのスリングについて誕生秘話から特徴・使用方法まで紹介していきます。
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オードナンスライフルスリング【HABU SLING】誕生秘話
オードナンス製ライフルスリング【ハブスリング】
丁度いいクッション性と誤操作しにくい構造、この2点を重視し、開発を進めました。
これまでのスリングは中に厚いパッドを入れ、ライフルの重さによるストレスを解消し、かつ簡単操作できるタイプでした。
ですがある日、米兵より「クッション性はそれほど重要ではない」との指摘を受け、思い切って薄パッドを使い生まれたのが【HABU SLING】
ウェビングだけでスリングを作るのはライフルを背負った際にウェビングが曲がったりして方向を見失うとのことで薄パッドに。
またスリングの伸縮において、従来はリリース部➡ウェビングループ リダクション部➡ウェビングループ
と同じ形状だったのに対し、リリース部➡チューブラウェビング芯入り リダクション部➡ウェビングループ
に変更。これによりリリース、リダクションの誤作動を防ぎます。
オードナンスライフルスリングの特徴と使い方
オードナンスハブスリング最大の特徴は、【クリックリリース性能】の高さです。
リダクション部ウェビングループを奥に押すとウェビングが縮みセットポジションに。
リリース部チューブラウェビングを上にあげるように引っ張ると縮んでいたウェビングが伸び、リリースします。
これら一連の動きをスムーズに行うことでとても使いやすくなっています。
1インチウェビング、トップショルダーパッド
ライフル前装着部分ウェビング
ライフルの前部分装着用のウェビングです。ウェビングを長めにしており、様々な状況に合わせご使用いただけます。
スイベルに通し、トリグライドで固定することでしっかりと保持します。
ライフル後装着部分ウェビング
ライフル後部分装着用のウェビングです。
こちらも前部分と同様ウェビングを長めにしています。
ショルダーパッド
スリングショルダー部分には2mmの薄パッドを入れています
スリングリダクション&リリース部分
スリングリダクション部分
ウェビングループに指を掛け奥に押し出すように力を入れるとリダクションします。
スリングリリース部分
リリースする際は芯入りのチューブラウェビングを上にあげるように力を入れ、リリース。
オードナンスライフルスリング【HABU SLING】の使い方
ハブスリングの使い方は簡単。３ステップで完結します。
１・装着
装着は2パターン。
・スイベルによる固定
専用金具、ライフルスイベルにウェビングを通して固定する方法。
ほとんどがこのスイベルにウェビングを通しトリグライドで固定します。
・550コード、ウェビングによる固定
スイベル非対応のライフルで装着する方法。
【550コード】付属の550コードをライフルの掛けやすい箇所に通し、スリング先端のウェビングと一緒に縛って固定。
【ウェビング直固定】ライフルに直接ウェビングを通します。トリグライドなどで固定し使用します。
２・リダクション
ライフルを構える際にリダクション部分を奥に押し出すことでウェビングが縮みます。
すぐにライフルを構えられるように予めご自身で長さの調整することをオススメします。
２・リリース
リリースは非常にカンタン。リリース部分チュブラウェビングを上に押し出すだけ。
これによりリダクションし縮んだウェビングが伸びます。
迷彩カラー５色
【ハブスリング】の迷彩パターンは全部で５つ。
・コヨーテ
・マルチカム
・OD
・ブラック
・陸自迷彩
個人装備に合わせて迷彩パターンを選択すると、なおカモフラージュ効果は発揮できるでしょう。
オードナンスライフルスリング【HABU SLING】まとめ。
オードナンス【HABU SLING】について解説していきました。
オードナンス製スリングは様々な環境で使用できるようウェビングを長く縫い付けています。
付属のトリグライドや550コードを上手く使用し、自身好みのスリングに調整しご使用下さい。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
