アメリカ海兵隊向けタクティカルギアの製造・販売を行なっている【ORDNANCE】の人気商品、プレートキャリアについて徹底解剖した記事です。
これからオードナンスプレートキャリアをご購入される方や興味のある方に向けて、特徴や仕組みを解説します。それではいきましょう。
数量限定!コブラバックルピストルベルト!
コブラバックルでさらに高強度に仕上げました。
数量限定販売でご注文受付中!
オードナンスプレートキャリア
オードナンスオリジナルのプレートキャリア(PLATE CARRIER)は、RECON・MARSOCに多数注文頂いているオードナンスタクティカルギアです。
海兵隊の他、自衛隊員やサバゲーユーザーの個人装備にも多く愛用され、カスタムし易いプレートキャリアとして人気を誇っております。
アメリカ海兵隊仕様の本格装備
現場でのハードユーズを想定して、力のかかる部分には補強縫いを行っています。(肩・アドミンポケット部分等)
官給品のプレートキャリアや海外製プレートキャリアの修理経験に基づき、ほつれがよく起きている箇所を特定し自社製プレートキャリアが壊れにくいように設計しました。
オードナンスプレートキャリア4つの特徴
海兵隊が使用する官給品プレートキャリアの原型と、海兵隊員の意見をもとに開発・改良されたオードナンスプレートキャリアの特徴を4点ご紹介します。
1・パルス・ウェビング(モールシステム)
オードナンスプレートキャリアは、前後にパルス・ウェビングによるモールシステムを採用しております。
現代のプレートキャリアはウェビングを使用しない「レーザーカット」も主流になりつつあるが、オードナンスでは機能性と千切れによる破損を防ぐため、耐久性の高い「パルス・ウェビング」を長きに渡りモールシステムに使用しています。
2・オーストリアルピン社製コブラバックルの採用
ショルダー部にはオーストリアルピン社製の「コブラバックル」を使用し、スムーズな着脱ができるように改良されています。
オーストリアルピン社製コブラバックル1.75インチ。
3・補強したカマーバンド
カマーバンドは3本のウェビングで構成され、内部には固い芯が入っているため型崩れを起こしにくい仕様にしています。
カマーバンドの取り外しもベルクロ、背部モールシステムにて簡単に脱着ができる。
またベーシックタイプではカマーバンドに使用しているバックルはIR加工プラスティックバックルだが、コブラバックルを使用したカマーバンドにも変更が可能で、さらにクイックリリースと耐久性を追求できます。
4・3ステップ QR(クイックリリース)機能
負傷時や緊急事態が起きた際など、現場ですぐに装備を取り外す必要がある場面を想定。
オードナンス製プレートキャリアでは3STEPクイックリリース機能を搭載。
肩バックル1個、カマーバンド部分のファステックスバックル2個を外すことですぐにリリース可能。
オードナンスプレートキャリアの仕組み
オードナンスプレートキャリアの仕組みについて。前章オードナンスプレートキャリアの特徴のほか、具体的な使用手順までご紹介します。
1・モールシステム
オードナンスプレートキャリアは至るところにモーリーが縫い付けられており、多くの機能性を併せ持ちます。
- 背部にハイドレーションポーチを増設
- アドミンポーチ増設
- マガジンポーチ増設
- グレ系ポーチ装備
- サイドサピーポーチ増設
- ラジオポーチ増設
- ローポーチ増設
などなど、モーリーやベルクロをうまく活用し自分だけのこだわり装備を作り上げることが可能。
ぜひ下のカスタム装備例もお読み下さい。
2・メッシュ生地・サピー収納部
メッシュ生地
オードナンスプレートキャリアの内側はメッシュ生地で縫製され、通気性能を向上、蒸れによるストレスを軽減した設計。
官給品では通常、内側もナイロン生地を使用しておりますが、ほとんどの隊員から通気性確保の要望があり、メッシュ生地の必要性を考慮した結果、当生地を採用しております。
サピー収納
サピー収納部は前後、ベルクロにて開閉ができ、かつ広めに設計されております。
防弾プレート(サピー)以外にも医療用ポーチなどが収納可能。
またサピー収納時、重さによるずれやブレを抑えるため、2インチウェビングのサピーストッパーが取り付けられしっかりホールドします。
※写真の防弾プレート(E-SAPI)はMサイズです
全5色の迷彩パターン
オードナンスプレートキャリアは現在5カラー製作可能です。
- COYOTE
- MULTICAM
- OD
- 陸自迷彩
- BLACK
1番人気はやはりコヨーテ。THE 海兵隊カラーですね。
まとめ
本日はオードナンス製プレートキャリアについて解説してきました。
装備の増設性・クイックリリース・剛健な作り、この三つ巴がうまく融合したプレートキャリア。
ぜひ一度、着用して実感してほしいです。最後までお読みいただきありがとうございました。