ベルトに装着する鉄板装備「ダンプポーチ」。
ダンプポーチは実戦環境やサバゲーにおいてどのように使用するのか、必要性はあるのかと疑問をお持ちの方に向けて、
ダンプポーチの使い方からおすすめの選び方まで解説します。
初心者の方からプロの方まで是非読んで欲しい記事となります。
それではいきましょう。
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タクティカルダンプポーチとは(Tactical Dump Pouch)
タクティカルダンプポーチとは、ざっくり言えばベルトに付ける袋状ポーチです。
ダンプ(Dump)とは、直訳すると「捨て場」などの意味があり、ダンプとタクティカルポーチを合わせた語句が「ダンプポーチ」です。
「捨て場」の意味通り、ダンプポーチの主な使用方法は、使わなくなった物や使用済み道具等を入れるといった使い方になります。
例えば、
・使用済マガジン
・医療で使った使い捨てゴミ
など。
ダンプポーチの必要性(軍・サバゲー)
上記説明を踏まえ、ダンプポーチの必要性、どのような場所や環境で使用されるかをさらに解説します。
現役アメリカ海兵隊員から実際の使用方法を聞き込みを行いましたのでご参考に。
1・使用済みマガジンの収納
実戦や訓練でアサルトライフルを使用し弾切れになった場合、その場でマガジンを捨てるかもしくはダンプポーチへ収納するかのいずれかです。
相当な緊急時以外、捨てることはほとんどありません。
再利用するためにダンプポーチを活用します。
2・弾薬の予備箱
射撃場での訓練の際、予備箱としてダンプポーチがよく使われます。
様々な部品や機材を運ぶとき、ちょっとした小物を収納するのに丁度いいのがダンプポーチです。
プレートキャリアを装備していないとき、ダンプポーチにナイトビジョンを入れる方もいます。
(精密機械のため推奨はしません)
3・水筒や食料
訓練時のロングハイクで給水は非常に重要な役割があります。
ナルゲンポーチなどを装備していない際に、代わりにダンプポーチを使用します。
バンジーコードで開口部を閉じるタイプのダンプポーチがあり、落下を防ぐことができ安心して訓練に挑めるとのこと。
また、簡単な食料を入れておけば、緊急時に対応することも可能です。
ダンプポーチおすすめの選び方
捨て場として重宝するダンプポーチを装備・購入する際、以下の項目をチェックし検討しましょう。
タクティカルダンプポーチおすすめの選び方
1・大きさ
2・ダンプポーチ本体の収納
3・丈夫さ
4・見た目
下記に続きます。
1・大きさ
ダンプポーチは一律のサイズはありません。大きさはバラバラです。
まず初めにサイズや収納容量がどれくらい必要かを考えます。
マガジン収納本数、マガジン以外にも入れるものがあるか等をイメージしてください。
【参考】
・小型のダンプポーチでおおよそ3本のマガジン収納が可能、
・大型タイプだと5〜6本のマガジンが収納できるものが多い。
※M4/5.56マガジンを想定してください。
かなり重装備の場合に、小さいダンプポーチではサイズが足りず本当にその場に捨てないといけません。
逆に大きいサイズは収納容量がありますが、軽装備の場合は余分で邪魔になる場合もあります。
自身の装備や使用しているガンに見合ったサイズを選ぶことをおすすめします。
2・使用時以外の収納
ダンプポーチを使用しない際、どのように収納できるかもダンプポーチ選びに重要な要素です。
使用しない時、そのまま装備しておくと何かに引っかかったり(障害物や自身のその他ギア)と、邪魔になり思うように動けないor動きづらいといった可能性が出てきます。
折り畳めるダンプポーチであれば、使用時以外の邪魔な要素は大幅になくなるでしょう。
3・丈夫さ+見た目
丈夫さにおいては、タクティカルギアを使用する際に最も重要な要素ですが、ダンプポーチも例外ではありません。
すぐに壊れる(破れる)ような生地では、装備していても本来の用途から大きく外れてしまいます。
使用済みマガジン・小物をその場に捨てずに収納しておく。が、ダンプポーチの役割ですので、
「壊れたから捨てるしかない」
「手で持つ、ポケットに詰める」
のような自体にならないよう、丈夫な生地のダンプポーチを選びましょう。
オススメはコーデュラナイロンを使用しているダンプポーチです。
厚さは扱っているメーカーにより異なりますが、大体500Dor1000D。(数字が上がるほど生地の厚さが増します)
また、水陸両用や雨天時を想定し水抜き用のドレンホールが空いているダンプポーチを選びましょう。
水陸両用がメインの方にはメッシュタイプがオススメです。
ポイント
・ダンプポーチに入れるマガジン数を考え選ぶ
・折りたたみ収納ができるものを選ぶ
・コーデュラナイロン生地を使用し、水抜き用のドレンホールが空いているものを選ぶ
【関連記事】
→M4マガジンポーチ(オープントップ)の種類と装備について。
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入れたものを落とさないダンプポーチ
ミリタリーユーズでは、20年以上前のミリタリーユーズでは、ダンプポーチの前身である「ビックミッションポーチ」が人気を博しました。
フラップ付きが主流だったビックミッションですが、時代が進むに連れ改良されていき、今では開口部をバンジーコードで締めるタイプが主流になっています。
巾着閉口タイプがおすすめ
収納時、マガジンやその他小物を落とさないよう、ダンプポーチは巾着閉口型の使用がおすすめです。
バンジーコード等でダンプポーチ入口(開口部)を閉めるタイプなら、いつの間にか無くなったといった問題を最小限に抑えられます。
オードナンス(ORDNANCE)ダンプポーチ
最後に、オードナンスダンプポーチの特徴についても解説します。
スモールダンプポーチ
オードナンス製ダンプポーチは、スモールタイプのコンパクト設計です。
マガジンはM4用で3本収納可能で上部についているバンジーコードを締め上げれば落下防止にもなります。
マガジン収納数は3本、落下防止でバンジーコードの巾着閉口タイプを採用。
2モーリーでベルト装着が可能かつ、ジョイント方法も簡単な編み込み式を採用しております。
装着したまま折り畳めるため、使用しない際わざわざ外すといった手間がかかりません。
・生地タイプorメッシュタイプの2種類
・水抜き用ドレーンホール
軍やサバゲーでのダンプポーチの必要性・おすすめな選び方まとめ
まとめます。
タクティカルダンプポーチは、ただマガジンを捨てるためだけのポーチではなく、様々なユーティリティポーチとしての側面も持つ汎用性の高いポーチです。
入れるマガジン数やその他入れる可能性のあるモノを想定し、自身にあったサイズを選びましょう。
【選ぶ際のおすすめポイント】
・折りたたみ式
・落下防止の有無
・丈夫な生地
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます!装備を選ぶ際の参考になれば幸いです。
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