軽装備で使い勝手のいいチェストリグはいつの時代も人気ですよね。
オードナンス製チェストリグは現在3種類ありますが、どちらも汎用性の高い製品です。使い方から実用例まで詳しく説明していきます!
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オードナンス製チェストリグ
オードナンスには現在3種類のチェストリグがあります。
コンパクトかつ多様な汎用性をもつMRCと、偵察任務に特化したフロントファスティクスチェストリグ、新作ティーバードチェストリグの特徴やカスタム例を紹介していきます。
チェストリグの選び方の記事を読みたい方はコチラ
チェストリグのおすすめ装備例と使い方・選び方紹介。【モールモーリー対応】
1・オードナンスMRC/マイクロリーコンチェストリグ
MRCの特徴
マイクロリーコンチェストリグはオードナンスで常に上位の販売実績を誇る商品です。そのMRCは3つの大きな特徴があります。
①カスタム自在の構造
MRCは前面に4×4のモーリーベルクロが付いていて、様々なポーチが取付可能です。
代表的なのは全面に5.56mmマグポーチを2つ装着するタイプとMNB1。
マガジンの装備数を増やすかナビゲーションポーチを配置し情報の取得や収納力を上げるか、任務によって使い分けます。
またお腹に当たる部分に4インチベルクロがあり、そこにオードナンス製「インサイドラジオポーチ」と「ローポーチ」を装着可能。
これらを装着することによりかなりの収納力アップ&効率化が行えます。オススメの装備例です。
②ハーネス部分の活用
ハーネス部分にはウェビングとエラスティックウェビングが付いていて多くの効果を発揮。
まずはエラスティックウェビングを見てみましょう。
縫い付けに膨らみをもたせ、止血帯を収納できるようにしています。伸縮性があるため出し入れラクラク。
またエラスティックウェビング延長部分にラジオのアンテナを通し収納することが可能。
通常のウェビング部分の活用も可能で、オードナンス製CATホルダーをつけ、止血帯を装備したりカラビナ等を掛けたり、サイリウムを掛けることも可能です。
③素早い着脱
ハーネスと本体・腰部分はファステックで固定されておりすぐに着脱ができます。
MRCには任務や訓練毎において装備するアイテムを変え対応することができるため多岐にわたり使用することができます。
2・オードナンスFRONT FASTEX CHEST RIG/フロントファステックチェストリグ
特徴
偵察やジャングルミッションに特化型なチェストリグ。3rdRecon隊員にとても人気があります。特徴を見てみましょう。
①最大8本マガジンを収納可能な大容量チェストリグ
フロントファステックチェストリグは左右合わせて8本のマガジンを収納することができます。長期任務や訓練においてマガジンの保有数はとても重要です。
抜き差しがしやすいように固定はバンジーコードのみ。
ウェビングのつまみをスライドさせることで簡単にリリースできます。
②PRC152ラジオも収納
このチェストリグは主に偵察で使用されることが多いため左右にPRC152ラジオを収納できるよう設計しています。
付けた際左右端のマチを長くしているためお好きな位置にラジオを装着。
また、左端のバンジーコードを長めにしているためテンション調整も簡単です。右端に付けたい場合はバンジーコードを左端とチェンジすればOKです。
③素早い着脱
MRC同様このチェストリグも素早く着脱が可能です。
商品名にもなっていますがフロントにIR加工されたファステックが2つ付いており、それを外すことでスムーズな着脱ができます。
実際、海兵隊員はプレートキャリアやソフトアーマーの上からこのチェストリグを使用することが多く着脱がラクなことが人気の秘訣かもしれません。
④ポケット収納
最後にチェストリグマガジン収納部の裏を見てみましょう。
このように左右どちらもポケットが付いています。メッシュタイプなので通気性抜群。
止血帯や地図・小物の収納に丁度いいサイズであり、ポケット開閉は出し入れ簡単なダブルジッパー仕様となっています。
オードナンスT-BIRD CHEST RIG/ティーバードチェストリグ
オードナンスT-BIRD CHEST RIG(ティーバードチェストリグ)は、現役の自衛隊員の考案によって開発され、2022年4/4に発売開始の新作チェストリグです。
最新作チェストリグ!
ティーバードチェストリグ販売開始!
現役自衛隊考案の多機能かつモール・モーリー増大の新作チェストリグがついに誕生!
特徴
ティーバードチェストリグの特徴についてご紹介します。
※ハーネス部分は、MRC・フロントファステックと同様です。
1・モール・モーリーシステムの拡張
従来のMRCに比べ、大幅にモール・パルスウェビングを増やしており、さらにポーチ類の増設が可能に。
左右にモールシステムを伸ばしていますので身体のフィット感と固定力が強化された作りです。
本来、チェストリグは軽装備として使用されますが、マガジンポーチやメディックポーチを多く装備する場合も普通にあります。そこで重要になってくるのがモールシステムです。
2・前部ポーチを標準装備
前部には、医療系キッドやスマホ類を収納できるポーチが標準で取り付けられています。
MRCやフロントファステックチェストリグにはない仕様です。
標準装備ですので後からメディックポーチを増設しないといけないといったことがありません。(ポーチの使用用途は様々で、マガジン収納としてもありです。)
ポーチ外部にはベルクロモールを採用しております。
3・広めのマガジンポケットで6連収納
マガジン収納ポケットは広めに設計されており、収納本数は最大で6つ収納可能。
MRCで3本収納、フロントファステックで8本となり、ティーバードチェストリグは「マガジン所持数が3本以上〜8本未満の方におすすめ」です。
さらにマガジン本数を増やしたい場合は、シングルタイプのマガジンポーチを装備してもいいでしょう。
実際にアメリカ軍に使われているオードナンスチェストリグ
まとめ
オードナンス製のチェストリグ(MRC・FRONT FASTEX CHEST RIG・T-BIRD CHEST RIG)についてご紹介しました。
どちらも人気の高い商品ですが、使う部隊によってはっきりと分かれており、MRC・ティーバードチェストリグは一般/特殊部隊系、フロントファステックチェストリグは偵察系部隊に人気です。
用途別でそれぞれ使い分け、使用することをオススメします。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。また次の記事でお会いしましょう。