タクティカルギアは世界的に広く使用され、軍以外でも様々な執行機関などで使用され続けています。
世界的に知られているタクティカルギアブランドについて紹介していくとともにタクティカルギアブランドで共通していることについて記載していきます。
数量限定!コブラバックルピストルベルト!
コブラバックルでさらに高強度に仕上げました。
数量限定販売でご注文受付中!
タクティカルギア
タクティカルギアとは、軍や警察、戦闘部隊が装着している装備、後付けパーツ、これら全てをまとめてタクティカルギアと呼びます。
直訳すると「戦術的装備」です。
軍や警察だけじゃなく、サバイバルゲーム(サバゲー)にも必須の装備なことから、軍に所属していなくても趣味で所有している方も多いでしょう。
官給品
官給品とは、国が隊員・兵士に向けて支給または貸与する様々な物のことを指します。
例えば、制服や武器、タクティカルギアなど。
日本の自衛隊では「官品」、アメリカ軍では「Government issue=ガバメントイシュー/イシュー」と呼ばれています。
また、自衛隊の官給品タクティカルギアは厳重に管理され、個人間での売買は禁止されていますが、一方アメリカ軍の官給品は一般入札が多く、市場に多く出回っているため一般の方でも購入することができます。(米軍払い下げ品)
【関連記事】
ロードベアリング装備の意味や種類。米法務執行機関のギアラインについて
陸上自衛隊の装備について。特徴や迷彩の種類・サバゲー向けおすすめギア
タクティカルギアに使われている生地や糸
主な生地やその素材
ミリタリーで使用される生地のほとんどが、ナイロン製品です。
3つの理由
・摩耗に強い
ナイロンは石油を原料にした化学繊維で、その強度は綿の10倍とも言われています。そのため、軍用で昔からナイロンが使用されてきました。
・耐久性
ナイロン生地の耐久は非常に強く、大人の力で引っ張ってもなかなか破れません。
また、軍用では500D(デニール)か1000D(デニール)という厚さを主に使用しているため、その強度の信頼度は非常に高いです。
・収縮性
ナイロンは、同じ化学繊維の生地(ポリエステル)より生地の収縮があり加工しやすい特徴があります。
ポリエステル生地はほとんど収縮せず、加工にはあまり向きません。
ミリタリースペック、強度の高い糸
実は糸にもミリタリースペックがあります。
ミリタリースペックの糸は3本の糸を撚り合わせ、接着剤で接着された糸です。
その強度はMAX11ポンド(約4.98キログラム)まで耐えられる引っ張り力があります。
触っただけでその高強度がわかる糸です。
ちなみにオードナンスでは、ミリタリースペック糸とフィラメント糸を組み合わせながら商品を製作しています。
最新作チェストリグ!
ティーバードチェストリグ販売開始!
現役自衛隊考案の多機能かつモール・モーリー増大の新作チェストリグがついに誕生!
世界のタクティカルギアブランド
アメリカ海兵隊員と話すと様々なギアブランドの話題が飛び交います。
会話の中でよく聞くタクティカルギアブランドを5選、紹介していきます。
・タクティカルテイラー(Tactical Taylor)
アメリカ合衆国ワシントン州レイクランドに本社を構えるタクティカルテイラー。
自国を守る人々のため高品質製品を作ることをモットーにしているメーカーで高い縫製技術があり、実用性に富む製品が多くあります。
※海外ブランドのため一部購入できない可能性のある商品があります。
・ヘイリー・ストラテジック・パートナーズ(Haley Strategic Partners)
アメリカ合衆国アリゾナ州スコッツデールに本社を構えるヘイリー。
元アメリカ海兵隊フォースリーコンのヘイリー氏により設立されポーチやベルト・チェストリグなど様々な高品質商品を提供しています。
・ファーストスピア(First Spear)
アメリカ合衆国ミズーリ州フェントンに本社を構えるファーストスピア。
革新的で進化的なタクティカルギアを製造しており、ギア以外にもホルスターやハンドウェアなど様々な商品を展開しています。
・ハイスピードギア(High Speed Gear)
アメリカ合衆国ノース・カロライナ州スワンズボロに本社を構えるハイスピードギア。
100%アメリカで製造されたタクティカルギアは機能性、汎用性ともに最高峰。独自の画期的なギアも多数あり全製品生涯保証付き。
最後に、オードナンスタクティカルギア(ORDNANCE TACTICAL GEAR)について
沖縄県国頭郡宜野座村松田に本社を構える日本のタクティカルギア会社。
創業当初は主にアメリカ軍払い下げを行っておりました。
ある日先代のEJがコンテナで作業中に来店していた米兵より「アリスパックの修理はできるか」
とコンテナ隅に置いているミシンを見ながら聞かれ、請け負うことに。
喜んでくれた米兵を見て縫製の歴史が始まりました。
オードナンス×タクティカルギア
そして先代EJはタクティカルギアに出会い、魅力に気付かされます。
最初はアリスパックの修理をメインに行なっていました。そのうちタクティカルギアの修理➡開発までを担うブランド、オードナンスを設立。
製造方法や縫製技術は主に米軍が使用していた官品をベースにしスタートしました。
そこから発展させ実際に使用する米軍とコミュニケーションを取りながら改善・修正点、新たなアイデアを生みだしてきました。
タクティカルギアの本質は「人の役に立つ」ときに初めて発揮されるものであります。
またそれは実際に使用するお客様とのコミュニケーションを大切にし、共に商品を開発するということでもあります。
本物のタクティカルギアのカスタムから、完全オリジナル製品の開発
タクティカルギア製造やアメリカ海兵隊官給品などの修繕を主に行っており、実際に使用する兵士から様々な意見を聞き商品製作に反映させるユーザー主導型。
「人の役に立つ商品を作りたい」
の社是を掲げ一つ一つの商品に心を込めて製造しています。
まとめ
タクティカルギアで使用される糸や生地、世界的に有名なタクティカルギアブランドを紹介しました。
どのタクティカルギアメーカーにも共通して言えるのがユーザー主導型。
実際に使用する方々に聞いたり、自身の体験をもとにしたり、使われる場面を想定したり、、、製品一つ一つに製作者の熱意が込められています。
一瞬の隙が命取りになるかもしれないことを考え真剣に本気で製造し、使う方の役に立ち喜んでもらうことは何より嬉しいことです。